前回は「ハコスカ」こと日産・スカイライン初代GT-Rについて紹介しました。
合わせて読んで↓
今回は日産・スカイライン2代目GT-R「ケンメリ」を紹介します。
目次
四代目スカイライン
出典:ウィキペディア
1972年に4代目スカイライン(C110型)は「4ドアセダン」・「2ドアハードトップ」の2種類のボディーバリエーションが販売されました。
キャッチコピーが「ケンとメリーのスカイライン」で、ケンとメリーがスカイラインに乗り日本各地を旅するシリーズCMが人気を博し、通称「ケンメリ」と呼ばれました。
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「4ドアセダン」は、「ヨンメリ」とも呼ばれ、「4枚ドアのケンメリ」の略で約4年間の販売期間中におよそ67万台を販売しました。
KPGC110型
出典:ウィキペディア
2ドアハードトップ2000GTをベースに1973年1月から4月の3か月のみ「2000GT-R」として販売されました。
専用ラジエータグリル、前後オーバーフェンダー、リアスポイラーを装備するほか、丸形4灯のテールランプは2代目から現行日産GT-Rまで採用になっています。
エンジンは先代同様S20型を搭載していました。
しかし、1973年の排出ガス規制に適合できなくなったため、生産台数197台で生産販売中止になりました。197台のうち195台が市販で販売されました。
生産台数に関しては、S20型エンジンの在庫処分の説もあります。
まとめ
「ケンメリ」という愛称で親しまれた2代目GT-Rですが、レースカー、コンセプトカーは発表されましたが、実際にレースにも出ずに終了した不運のGT-Rと言ってもいいかもしれません。
しかし、次世代のGT-Rに影響を与えたのは確かです。
個人的に「ケンメリ」は一番カッコいいと思います。
次回は16年の時を経て復活!復活!GT-R復活!に乞うご期待ください。
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