地盤調査、地盤改良が終わると家の基礎となる土台作りをします。
合わせて読んで↓
家の基礎は「布基礎」「ベタ基礎」の2種類あり、セキスイハイムはベタ基礎を標準採用しています。
様々なメリット、デメリットを紹介します。
目次
布基礎
「ベタ基礎」について紹介する前に「布基礎」について少し触れたいと思います。
「布基礎」は建物の重量を線で支え地震力等を地盤で流す基礎になっています。
出典:セキスイハイム
メリット
- コストが安く済む
「ベタ基礎」より使用するコンクリートが少ないため、コストを抑えることができる。
- 線で支えるため、「ベタ基礎」より頑丈な部分がある
「布基礎」は線で支え地面深くまで入っているため、ポイントによっては「ベタ基礎」より強度です。
デメリット
- 耐震性が劣る
面で支える「ベタ基礎」に比べ、線で建物の荷重を支える「布基礎」は地盤にかかる負担が高いため耐震性が劣ります。
- シロアリが侵入しやすい
「布基礎」は隙間が大きいため、シロアリが侵入しやすくなります。
- 湿気がこもりやすい
「布基礎」と家の間に何もないため、そこに湿気がこもりやすいです。湿気を防ぐために通気口を作ると思いますが、冬場に冷たい空気が入り床が冷たくなります。
最近では地面から上がってくる湿気を防ぐために床一面にコンクリートを敷設(防湿コンクリート)しているのもあります。
ベタ基礎
「ベタ基礎」とは面で支え面全体で地震力等を流し、建物の安全性を高まる基礎になっています。
出典:セキスイハイム
メリット
- 地盤地下、液状化に強い
建物を支える面積が大きいため、地盤にかかる負担が低いです。
そのため建物が揺れにくいのと、布基礎よりも地盤地下、液状化を抑えることができます。
- シロアリや地中からの湿気に強い
地面全体をコンクリートで覆っているためシロアリを防ぎます。
さらに地中からの湿気に強く建物を傷めないです。
- 基礎断熱が高い
「布基礎」に比べ冷気や湿気を防ぐことができるので断熱性が上がります。
1階の底冷えを防ぐことができます。
デメリット
- コストが高くなる
「布基礎」と比べて、使用するコンクリートの量が多くコストが高くなります。
セキスハイムのベタ基礎
セキスハイムのベタ基礎は高強度のコンクリート(24N/㎟)を採用しており、65年に渡り大規模改修が不要になっています。
ちなみに一般住宅のコンクリートの強度は18N/㎟らしいので、セキスハイムのベタ基礎の強度の高さが窺えます。
配筋工事・ベタ基礎↓
出典:セキスイハイム
我が家のベタ基礎工事中↓
我が家のベタ基礎完成↓
本当はベタ基礎が出来るまでを写真に収めて紹介したかったのですが、見に行った際ほとんど終わってました(笑)。
見る限りしっかりやってもらっていると思います。
まとめ
「布基礎」と「ベタ基礎」について様々なメリット、デメリット紹介しましたが家を建てる地域の気温、地盤によって合う基礎が異なるそうです。
ハウスメーカー、工務店等に色々と相談し決めていくのが良いと思います。
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